用語集
本サイトのツールとガイドで使われる技術用語を、簡潔にわかりやすく解説します。各エントリには関連ツール・ガイドへのリンクを付けています。
- Base32
- 32 文字のアルファベット(A〜Z と 2〜7)でバイナリを表現するエンコーディング。大文字小文字を区別せず、特殊記号も含まれないため、TOTP シークレット・DNS レコード・人間が手入力するコードに適します。Base64 ほど密ではないが入力ミスが減ります。
- Base58
- 見間違いやすい文字(0、O、I、l)を除外した英数字 58 文字でバイナリをテキスト化するエンコーディング。Bitcoin アドレス、IPFS、目視や口頭で扱う識別子で使われます。Base64 より少し長くなりますが、人間の扱いに圧倒的に強いです。
- Base64
- A〜Z、a〜z、0〜9、+、/ の 64 文字でバイナリデータを表現するエンコーディング。JSON、JWT、メール添付、データ URL など、テキスト前提コンテキストでバイナリを運ぶ際の事実上の標準。出力は入力の約 33% 増しになります。
- bcrypt
- Blowfish 暗号をベースに 1999 年に作られたパスワードハッシュ関数。コストファクターで意図的に処理時間を伸ばします。広く言語対応されており、2026 年時点でもコスト 12 以上で設定すれば安全です。
- BMI
- Body Mass Index(体格指数): 体重 kg を身長 m の 2 乗で割った値。体重区分のスクリーニング指標として使われます。万能ではなく、医療判断の代わりにはなりません。
- Box Shadow
- CSS の要素枠周りに影効果を加えるプロパティ。水平・垂直オフセット、ぼかし半径、広がり、色を指定でき、内側影には inset を使います。
- Cargo Cult プログラミング
- 理由を理解せずパターンを真似してコードを書くこと。セキュリティ分野でよく見られ、「SHA-256 にソルトを加えてパスワード保存」は典型例。「自分の環境で動いたから」で広がる修正もこれに該当します。
- CSS Gradient
- 2 色以上の間を滑らかに変化させる CSS 機能。linear gradient は直線方向、radial gradient は点からの放射状。画像ファイル不要で背景・ボタン・視覚アクセントを作れます。
- Data URL
- 'data:' スキームでファイル内容を URL に直接埋め込む方式。通常 Base64 でエンコードされます。CSS や HTML に小さな画像をインライン化する用途に使われますが、約 4 KB を超えると Base64 オーバーヘッドで効率が落ちます。
- GraphQL
- クライアントが必要なデータ形状をクエリで明示し、単一エンドポイントから取得する API 用クエリ言語。REST の過剰取得/不足取得を解消できる反面、キャッシュが効きにくく、サーバ側実装は複雑になります。
- gRPC
- HTTP/2 と Protocol Buffers を使う高性能 RPC フレームワーク。バイナリ効率・ストリーミング・多言語コード生成を備える一方、ブラウザから直接呼ぶには gRPC-Web プロキシが必要です。
- ハッシュ関数
- 任意サイズの入力から固定長の出力を生成する関数。暗号学的ハッシュ(SHA-256、SHA-1)は一方向で衝突困難。パスワードハッシュ(Argon2、bcrypt)は意図的に遅い設計。暗号化とは異なり、ハッシュは復号できません。
- HEIC
- High Efficiency Image Container: 近年の iPhone が標準で使う画像フォーマット。同等品質で JPG の約半分のサイズになります。ブラウザサポートは限定的で、Web 用途には JPG・WebP・AVIF への変換が必要です。
- HEX カラー
- RGB 色を 16 進数 6 桁で表す形式。先頭に '#' を付け、2 桁ずつ赤・緑・青のチャンネル(00〜FF)を指定します。'#FF0000' は純赤、'#000000' は黒、'#FFFFFF' は白。
- HSL
- 色相(Hue)・彩度(Saturation)・輝度(Lightness)の 3 軸で色を表すモデル。RGB より人間の感覚に近く、たとえば輝度だけを上げると 3 チャンネルを個別計算せずに色を明るくできます。
- JSON
- JavaScript Object Notation: キー・値ペアと配列で構成されるテキストデータ形式。文法が厳密で言語対応が普遍的なため、API・設定ファイルの事実上の標準。コメントや末尾カンマは許容しません。
- JWT
- JSON Web Token: ヘッダ・ペイロード・署名をドットで連結したコンパクトかつ URL セーフなトークン。認証・認可に使われます。ペイロードは Base64 で読めますが、署名により改ざんは検知できます。
- Lorem Ipsum
- デザインモックアップやレイアウト下書きに使われるラテン語風のダミーテキスト。標準は 'Lorem ipsum dolor sit amet...' で始まり、意味を持たないため、コンテンツに注意を奪われずレイアウトの評価ができます。
- MD5
- 1992 年に作られた 128 ビットのハッシュ関数。セキュリティ用途では完全に破られており、市販ハードで衝突を秒オーダーで作れます。意図的でない破損検出など、非対敵的な整合性チェックに限定して使われます。
- 文字化け(Mojibake)
- あるエンコーディング(UTF-8)で書かれたテキストを別のエンコーディング(Windows-1252、Shift-JIS など)として解釈した際に発生する読めない記号列。'’' や '譁字蛹' のような形になります。charset 指定の欠落や誤りが原因です。
- パーセントエンコーディング
- URL 内で特別な意味を持つ文字を「%」+ 16 進コードに置き換える方式。' ' は '%20'、'?' は '%3F' などになります。URL パスやクエリパラメータに特殊文字を安全に含めるために必須です。
- Punycode
- ASCII 以外の文字を含むドメイン名を ASCII で表現するためのエンコーディング。'café' を含むドメインは 'xn--caf-dma' として格納されます。フィッシング攻撃ではキリル文字やギリシャ文字を使った見た目そっくりのドメイン登録に悪用されることがあります。
- QR コード
- テキスト・URL などのデータを白黒モジュールの正方形パターンで符号化する 2 次元バーコード。スマートフォンのカメラで読み取れます。1994 年に自動車部品トラッキング用に開発され、現在は URL 共有や決済で広く使われています。
- RAID
- Redundant Array of Independent Disks: 複数の物理ディスクを 1 つの論理ボリュームに統合し、性能・耐障害性・あるいはその両方を高める方式。RAID はバックアップの代わりにならず、ディスク故障以外(削除・破損・拠点災害)からは守れません。
- 正規表現(Regex)
- 文字列集合をパターンで記述する仕組み。検索・検証・分割・置換に使われます。リテラル・文字クラス・量指定子・アンカーなどの基本要素はほとんどの言語で共通ですが、後読みなど高度機能は差があります。
- REST
- Representational State Transfer: HTTP メソッド(GET / POST / PUT / DELETE)とリソース指向 URL を使う API アーキテクチャ。シンプルさ・ブラウザ互換性・CDN キャッシュ親和性から、公開 API のデフォルトスタイル。
- RGB
- ディスプレイが使う赤・緑・青の色モデル。標準 8 ビット色では各チャンネル 0〜255、float 表現では 0〜1.0。'rgb(255, 0, 0)' は純赤。HEX や HSL との相互変換が容易です。
- SHA-256
- 256 ビット(32 バイト)のダイジェストを生成する暗号学的ハッシュ関数。NIST が標準化した SHA-2 ファミリの一員。2026 年時点で高速な暗号学的ハッシュが必要な新規アプリケーションのデフォルト(TLS 証明書、Git、Bitcoin で使用)。
- スラッグ(Slug)
- URL に使いやすく整形した文字列。通常は小文字でハイフン区切り('how-to-write-a-blog-post')。ブログ記事・商品・ツールのルーティングに使われます。公開後にスラッグを変えると流入リンクが切れるため、安定運用が前提です。
- TOML
- Tom's Obvious Minimal Language: INI 風のセクション、コメント対応、明確な型システムを持つ設定ファイル形式。Rust の Cargo、Python の pyproject.toml、多くの近年のツール設定で採用。深いネストは YAML・JSON より不得手。
- TOTP
- Time-based One-Time Password: 共有シークレットと現在時刻から生成される 6 桁のワンタイムコード。Authy・Google Authenticator などの認証アプリで使われる二要素認証の標準。共有シークレットは通常 Base32 で表現されます。
- ULID
- Universally Unique Lexicographically Sortable Identifier: 128 ビットの ID を 26 桁の Crockford Base32 で表現。先頭 48 ビットがミリ秒タイムスタンプで、時系列順にソート可能。UUID v7 の URL フレンドリーな代替。
- Unix タイムスタンプ
- 1970-01-01 00:00:00 UTC からの経過秒数を整数で表す形式。Unix 系システムや多くの API での標準時刻表現。秒単位とミリ秒単位を取り違える事故が多発するため、利用先がどちらを期待するか必ず確認してください。
- URL エンコーディング
- パーセントエンコーディングの別名。URL 内で特別な意味を持つ文字(空白・'?'・'&'・'#' など)を「%」+ 16 進コードに置き換え、URL に安全に含められるようにする処理。
- UUID
- Universally Unique Identifier: 128 ビット値を 16 進数 32 桁+ハイフンで表現('550e8400-e29b-41d4-a716-446655440000')。v4 は完全ランダム、v7 は先頭にタイムスタンプを埋め込みソート可能。DB 主キーとして広く使われます。
- WebP
- Google が開発した近年の画像フォーマット。可逆/不可逆の両圧縮、透過、アニメーションに対応。同品質で JPG より約 25〜35% 小さくなります。すべての現代ブラウザでサポートされています。
- YAML
- ブラケットの代わりにインデントで構造を表す人間向けデータ形式。Kubernetes、GitHub Actions、CI ツールの設定で広く使われます。暗黙の型推論('NO' が false に、'01' が 8 進数に)が本番事故を引き起こしやすい点に注意。
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